子連れスポットを紹介するブログを書いていますが、たまにはこんな記事も。
タイトル通り、春に親子でマラソン大会に参加してみて忘れたくなかった気持ちがあったので書いてみました。
学生時代や20代のうちは運動嫌いで全く興味がなかったマラソンですが私はふとしたことがキッカケでジョギングをするようになりました。
その後、知人の誘いを受けてそのまま参加してみたマラソン大会。
まさか運動神経ゼロで鈍くさいこの私が!自分の人生の中でマラソン大会に参加する日が来るとは・・・予想もできない出来事が起こるから人生って面白いですね。
親子マラソンに参加しようと思ったきっかけ。
私は親子マラソンにに参加する2年ほど前から、10kmというマラソンにしては短い距離になりますが何度か大会に参加するようになっていました。
何度も言いますが走るのが大嫌いで動くことが嫌いだからパソコンの仕事がしたいと思っていたような運動神経ゼロで鈍くさい私がマラソン大会に出るなんて私が信じられませんでした。(←自分で決めたことだけどさ)
自分の人生の中で10kmという距離を走り続けたことなんてなかったから、はじめの目標も「歩いてもいいし遅くてもいいから完走する!」でした。練習でも5kmまでしか走ったことがありませんでした。
その私が!!いざ大会がはじまり走りはじめたら頑張っている他の人たちを見て「歩いてなんかいられない。走り続けなくちゃ!」という気持ちに切り替わり、結果最後まで1度も歩かずに走り続けて完走することができたのです!!
ビリでもいいから完走するぞってくらいの気持ちだった私が順位もちょうど真ん中くらいの成績を収めることができました!!
私は初めてのマラソン大会を走り終えてから、過去にあまり経験したことのないような気持ちに襲われました。
そしていつしかこの時感じた気持ちを子供にも伝えたいなと思うようになりました。
だから子供たちをマラソン大会に誘って参加することにしました。
親子マラソンを通して子供に伝えたかったこと。
達成感
私が大会に参加して走り終えた後の気持ち。
それは達成感でした。
学生時代は部活動もやっていなかったし、成人してからもロクにスポーツをしていなかったので私はスポーツでの達成感を味わうことがなかったのです。そして今まで1つのことに対して頑張ることがなかった私。
マラソン大会の為に練習して、そして頑張って走り続けることができた!小さい頃から努力が嫌いで1つのことを続けられずネガティブ思考が強かった私なのでこんな気持ちを味わうことがありませんでした。
恥ずかしい話ですがこんな年になってやっと気づきましたよ(笑)これが達成感なんですね。なんて気持ちの良い感情なんだろうと思いました。
この経験を通して、日々の生活で負けそうな出来事が起きた時もこのマラソン大会の時のことを思い出して踏ん張っています。努力のその先に繋がる達成感を味わいたくて踏ん張るようになりました。
そして時を同じくして勉強に自信をなくしかけていた長男。担任から授業の内容が理解できなくて授業中つまらなさそうな顔をしてやる気がなさそうという長男の話を聞いていました。
そこで私は思いました。私が感じたように、努力の先に繋がる達成感の気持ちよさを子供にも感じてもらいたい!と。
まずは小さいことでいいから。勉強と関係のないことでもいいから。
達成感を知るとそれがやがて勉強への意欲にも繋がると信じています。だから達成感を感じて欲しかったのです。マラソンがキッカケになればいいなと思いました。
自己肯定感
この頃の長男、なんだか自分に自信がないような言動が多く見られました。
私も今でもそうですが、子供の頃はもっともっと自分に自信がありませんでした。勉強もできないし、運動もダメだし私には何にもできることないや~。って全然自分に自信がありませんでした。
自信がないからどうせやってもできないって思っているから更にできなくなって・・・。まぁ、何も努力していないからできないの当たり前なんですけどね(笑) 自己否定が強かったのです。
でも、マラソン大会を通して私は
人間誰でもやればできるんだ! ということを学びました。
その可能性を活かすも殺すも自分次第。
大丈夫、できるぞって自分を信じてあげるこが大切なんだと知りました。
そして自己肯定感をもてるようになるとチャレンジ精神が湧きます★チャレンジ精神が湧いてくるともっともっとっていう気持ちを持つ事ができるようになるのでまた次も出てみよう!次はもっとレベルを高くしてチャレンジをしてみよう!と思えるようになり自分の成長を促すことができるようになります。
ちょうど小学6年生という多感な時期を迎えた長男にこのことを伝えたかったし、成長がゆっくりめで同学年の子より遅れをとる出来事が多く自分に自信を持てない次男にも自分を信じることを知って欲しかったのです。
親子の絆が深まる
なんだかんだ言ってもこれが1番かな。
親子のコミュニケーションです。親子で楽しむと絆が深まります。
走り終えた後の家族でのカンパイはとっても気持ちが良かったですよ。
もう疲れたよぉって泣きそうになりながら走っていた次男も、完走することができて立派でした。
マラソン大会を通して親子の会話が増え、一緒に同じ気持ちを共有してさらに絆が深まりとても良い思い出として心に残っています。大事なのは一緒に体験することだと思います。
長男は走り終えた後はすっきりしたような笑顔を見せてこう話してくれました。
「はじめは嫌々だったけど走ってみたら意外に面白かったよ」
って。
この言葉が1番嬉しかったなぁ。そう、意外に面白いんだよ。これからいろんな局面に立った時に思い出して欲しいな。
やってみたら意外に面白いかもって。
最後に
マラソン大会に出たからと言ってすぐに何かが大きく変化するわけではないけれど、それでも親子で参加して何かがゆっくり動き始めた気がしたのは事実です。子供に伝えたいことは言葉よりも体験を通して伝える方がより深く伝わると思うのです。
伝えるためには言葉よりも体験。
私もそう。何度言われても理解できないようなことでも体験によって気付いた気持ちや知った言葉はすとんと自分の中に入ってきます。
まぁ、なんだか色々書きましたが親子マラソンだって1番多くを学ばせてもらったのは私でした。結局子供を育てているようで私が子供に育てられているなとこの記事を書きながら思うわけでした(笑)
子どもとの共有体験として、親子マラソンもおススメですよって話でした!
ちなみに参加資格は小学生以上からで私たちが参加したマラソンはコチラ→日刊スポーツ豊平川マラソン
(なんだかすごい距離を走ったように書いてしまいましたが親子マラソンで走った距離は3kmなので小学生低学年でも無理のない距離ですよ。)
では、また!