先日ひとり親家庭が対象の親子スノーキャンプに参加してきました。
ありがたいことに参加料金がかなり格安だったので、せっかくだからとあまり乗り気ではなかった長男も連れて3人で参加してきました。
ひとり親家庭対象のキャンプはどのような経緯で参加して何をしたのか、知っていたら参加したかったという人がいるかもしれないしこのような行事が継続的にあるので必要とする方へ情報が届くといいなと思い書き留めておくことにしました。
母子家庭を様々な形で支援してくれる札母連。
今回のスノーキャンプを企画してくれたのは公益社団法人 札幌市母子寡婦福祉連合会(札母連)という母子家庭を様々な形から支援してくれる団体です。
平成25年時点で会員数が10区で1053名。私がこの団体の存在を知ったのは長男が「まなとぴあ」(←※まなとぴあについては記事最後尾に説明を追加してます)に通うようになった時に紹介してもらいました。
年間数千円の会費が必要になります。
はじめは、この会に対して数千円を支払って何か得るものがあるのだろうか、ちょっと面倒だなぁくらいに思って、行事のお知らせ連絡を頂いてもほぼ無反応をしていた私。
行事として希望者を募ってバス等で施設へ遊びに行ったりするのですが、その参加料金がとても良心的というか格安ということを後に知ったのです!!
どうしても経済的に苦しくなってしまう母子家庭ですので格安に家族で楽しむことができるのは本当ありがたい!!ということで元々お出掛け好きの私にとってはこれを利用しない手はないぞということで参加するようになりました。
スキーや冬のアクティビティを体験してきました。
そして1泊2日の今回のスノーキャンプで1番のメインはコレ。スキー!!
スキーって本当は大好きですが時間とお金が掛かるので普段は行きたい気持ちをかなり我慢していましたが親子でスキーも楽しめるなら行かなきゃ損!!
スキーの板や靴は家族3人とも全てレンタルなので重い荷物を運ぶことをしたりせず楽しむことができたのでラクチン♪
実際はスキーを滑ることが出来た時間は2~3時間程でしたが、子供達のスキー練習をして少し上達することも出来たので子供達も満足気な様子。
今回の宿泊体験ではこのスキーが1番楽しかったと長男も話していました。
2日目はこの広い場所でスノーラフティングを体験。我が家は何度か体験しているので子供達は贅沢ながらも反応が薄かったけど・・・。
他には今回の行事に参加した人全員での親子レクやウォーキングラリーなどあって、忙しいくらいにスケジュールは詰まっていました。
子供にとって楽しそうだったのはボランティアで来てくれていた大学生スタッフのお兄さん達に遊んでもらってた時かな。
やはり母親とは違って、肩車してもらったりアクティブな遊びをしてくれるから汗かくほどはしゃいで楽しんでいました。
学生時代を思い出す少年の家での宿泊
宿泊するのは学生さんが宿泊研修等で利用する”自然少年の家”なので共同部屋の二段ベッド。学生時代を思い出しましたね。
参加している子供は主に年長さんくらいの年齢から小学生低学年なのでみんなすぐに友達になって部屋中を走り回ったり夜には「絶対寝ない!!」と断言して気付けばすぐに寝ていたり(笑)
私と長男にとっては個室ではないことが苦痛でもありましたが次男にとっては楽しそうだったので、まぁ良かったかな。格安の参加料金なのでこれ以上の文句も言えませんね。
最後に
ひとり親家庭対象ということで、みんな同じように母子家庭の人達同士での宿泊体験。
み~んなどんな理由があったにせよ、離婚という確実につらい時期を乗り越えてきた人達だから通じる話も多く、大人同士も仲良くなるまでには時間が掛からないかもしれませんね。
シングルマザーって普段は近しい友人や知人とも共有できない悩みや想いもあるはず。そんな時に格安で参加できる”ひとり親家庭対象の子連れでの体験”を通して多くの人と交流して自分の話もできる機会を持つと心の健康にとっても良いのかなと思いました。
このような行事だけではなく、シングルマザーのあれこれを相談できる場所でもありますので気になった方はコチラからどうぞ。
※まなとぴあ→ひとり親家庭を対象とした土曜・日曜に実施されている無料の学習塾。札幌市からの委託事業として実施されています。基本的には自習をしてわからない部分を教えてもらうようなスタイルになります。